ワードプレスを導入する際にはデータベースというものが必要になります。初級者にとってはデータベースと聞くと何やら難しく感じますが初めはあまり深く考えなくても大丈夫です。国内のメジャーなレンタルサーバーではWordPressの使用に伴い、データベースを簡単に追加できるサービスが提供されています。まずはこのデータベースというものを設定してみましょう。一例として、エックスサーバーの場合で説明します。
【環境例】
- サーバー:エックスサーバー
- ドメイン:独自ドメイン設定済み
データベースの作成
エックスサーバーでは次の3つの手順で進めます。まずはサーバーパネルを開いて「MySQL設定」をクリックしてください。
MySQLユーザの追加
これから作成するデータベースにアクセスするためのMySQLユーザーを作ります。「MySQLユーザの追加」タブをクリックしてください。
「MySQLユーザID」と「パスワード」を入力。文字数・半角英数など規則に合っていれば何でもOKです。参考例としてMySQLユーザIDの入力箇所を「abc」と入力しました。忘れないようにIDとパスワードをメモしておきましょう。「追加する」ボタンで確認画面に進みます。
内容に間違いなければ「追加する」ボタンをクリックして完了です。
MySQLの追加
次にWordPressで利用するデータベースを作成します。「MySQLの追加」タブをクリックしてください。
「MySQLデータベース名」を入力。文字数・半角英数など規則に合っていれば何でもOKです。参考例として「sample」と入力しました。「確認画面へ進む」ボタンで確認画面に進みます。
内容に間違いなければ「追加する」ボタンをクリックして完了です。
MySQLアクセス権の設定
最後に作成したデータベースにアクセスできるユーザーを設定します。「MySQLの一覧」タブをクリックしてください。
一覧の中に追加したデータベース名があります。「アクセス権未所有ユーザ」項目に追加した「MySQLユーザID」を選択して「追加」ボタンをクリックしてください。これで「アクセス権有ユーザ」項目に追加した「MySQLユーザID」が設定されました。
以上で、データベースの設定は完了です。